地鎮祭 【デザイナーズ新築住宅】
2020年 9月29日
9月27日、ひたちなか市F様邸の地鎮祭が執り行われました。
地鎮祭とは、これから建物を作ろうとする土地を守る神さまに、新しい建物をつくるという許しをもらい、工事が安全に進むことを願うと同時に家の繁栄を祈願する儀式のことです。
地鎮祭は正式には「とこしずめのまつり」と呼びます。
日本には、古くからそれぞれの土地には神さまがいると信じられており、その神さまのこと産土神(うぶすながみ)といいます。日本人は、産土神への報告なしに建物を建てたり、土地の形を崩したりすることを非常に恐れていました。
地鎮祭の起源は古く、西暦690年にはすでにその記述があり、土木や建設などに伴う祭りとして行われていたとされています。しかし、地鎮祭が建設儀式として広く普及していったのは江戸時代後半になってからとされています。
このように、着工前に執り行われる大切な儀式ではありますが、最近ではこの地鎮祭を行わない施主さんも多いと聞きます。
日本人として、一生に一度の家づくりをきっかけに家族で日本の伝統ある文化に触れるのは素敵なことですね...
【 地鎮祭 】
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